WordPress 使用中のテンプレートファイル名の表示方法
最終更新日 - 公開日 2017.02.07
by

WordPress 表示中のテンプレートファイル名の表示方法を紹介します。
例えば、修正したいテンプレートファイルを探すときに便利な方法です。
テンプレートファイル名の表示方法と合わせて、テンプレートの判別方法も紹介します。
テンプレートファイル名の表示方法
テンプレートファイル名を取得するには global $template
でを使用します。
次のコードは、現在表示しているページで使用しているテンプレートファイル名を表示する方法です。
<?php // 現在使用しているテンプレートファイル名を表示
global $template; // テンプレートファイルのパスを取得
$temp_name = basename($template); // パスの最後の名前(ファイル名)を取得
echo '現在使用しているテンプレートファイル:'.$temp_name; // ファイル名の表示
?>
ログイン中にテンプレートファイル名を表示
テンプレートファイル名を常に表示する場面はないと思うので。
管理画面にログインしているときだけテンプレートファイル名を表示するようにします。
次のコードは、ログイン中であればテンプレートファイル名を表示する方法です。
<?php // 現在使用しているテンプレートファイルを表示
if (is_user_logged_in()){ // ログイン中なら以下を表示
global $template; // テンプレートファイルのパスを取得
$temp_name = basename($template); // パスの最後の名前(ファイル名)を取得
echo '現在使用しているテンプレートファイル:'.$temp_name; // ファイル名の表示
}
?>
コメントアウトでテンプレートファイル名を表示
次のコードはコメントアウトでテンプレートファイル名を表示する方法です。
<?php // 現在使用しているテンプレートファイルを表示
global $template; // テンプレートファイルのパスを取得
$temp_name = basename($template); // パスの最後の名前(ファイル名)を取得
echo '<!-- 現在使用しているテンプレートファイル:'.$temp_name.' -->'; // ファイル名の表示
?>
テーマディレクトリ名とテーマファイル名を表示
テーマディレクトリ名を取得する場合は dirname
を使用します。
次のコードは、ログイン中にテーマディレクトリ名とテンプレートファイル名を表示する方法です。
<?php // テーマディレクトリ名とテーマファイル名を表示
if (is_user_logged_in()){ // ログイン分岐
global $template; // グローバル変数からテンプレート情報を取得
echo $thema_name = basename(dirname($template)); // テーマディレクトリ名
echo $template_name = basename($template, '.php'); // テーマファイル名
}
?>
テンプレートファイル名を使った条件分岐
テンプレートファイル名を使って条件分岐をする場合は is_page_template()
を使用します。
この条件分岐には必ずファイル名を指定する必要があります。
次のコードは、テンプレートファイル名 about.php の場合の条件分岐の方法です。
<?php // テンプレートファイルで条件分岐
if (is_page_template('about.php')){
echo 'about.php を使用しています。';
} else {
echo '使用していません。';
}
?>
サブディレクトリにあるテンプレートファイルの場合は次の通りです。
<?php // 現在使用しているテンプレートファイルを表示
if (is_page_template('templates/about.php')){
-- 省略 --
この is_page_template()
はループの外で使用する必要があります。
まとめ
WordPress 表示中のテンプレートファイル名の表示方法を紹介しました。