CSS 要素を回転させる方法
最終更新日 - 公開日 2017.07.19
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CSS で要素を回転させる方法を紹介します。
例えば、文字や画像を傾けたり、回転アニメーションを実装したい時に便利な方法です。
CSS で要素を回転させる方法
CSS で要素を回転させるには transform
プロパティ rotate()
を使用します。
要素に rotate()
を指定した時の見た目は次のようになります。
ベースの HTML は次の通りです。
<div class="rotate">ななめ45°</div>
CSS の指定は次の通りです。
.rotate {
transform: rotate(45deg);
}
指定できる数値は 0 から 360 の間。数値の単位は deg を指定します。
数値は -45deg のようにマイナスの指定も可能です。
CSS で要素をX軸回転させる方法
rotate
の回転はX軸、Y軸、Z軸を分けて設定が可能です。
例えば、要素をX軸回転させるには transform
プロパティ rotateX()
を使用します。
rotateX()
を指定した場合の見た目はこんな感じです。
.rotate_x {
transform: rotateX(45deg);
}
rotateX()
の動きをわかりやすくアニメーションさせるとこんな感じです。
CSS で要素をY軸回転させる方法
例えば、CSS で要素をY軸回転させるには transform
プロパティ rotateY()
を使用します。
rotateY()
を指定した場合の見た目はこんな感じです。
.rotate_y {
transform: rotateY(45deg);
}
rotateY()
の動きをわかりやすくアニメーションさせるとこんな感じです。
CSS で要素をZ軸回転させる方法
例えば、CSS で要素をZ軸回転させるには transform
プロパティ rotateZ()
を使用します。
rotateZ()
を指定した場合の見た目はこんな感じです。
.rotate_z {
transform: rotateZ(45deg);
}
rotateZ()
の動きをわかりやすくアニメーションさせるとこんな感じです。
回転アニメーションさせる方法
要素に回転する動きのアニメーション付与したい場合は animation
プロパティを使用します。
例えば、要素を無限に回転するように見せる場合の指定は次の通りです。
.rotate-anime {
animation: rotate-anime 3s linear infinite;
}
@keyframes rotate-anime {
0% {transform: rotate(0);}
100% {transform: rotate(360deg);}
}
アニメーションのタイミング(animation-timing-function)は次の値で変更できます。
- ease
- 開始と終了を滑らかに(初期値)
- linear
- 一定間隔の動き
- ease-in
- ゆっくり始まる
- ease-out
- ゆっくり終わる
- ease-in-out
- ゆっくり始まってゆっくり終わる
アニメーションの繰り返し(animation-iteration-count)を次の値で指定できます。
- 数値
- 数値を指定、未設定の場合の初期値は1
- infinite
- 動きを無限に繰り返す
hover した時に要素を回転させる方法
hover した時に要素を回転させる方法させる場合は transition
プロパティを使用します。
例えば、要素にマウスが hover した時に回転させる場合の指定は次の通りです。
.rotate-hover {
transition: transform 0.3s ease-out;
}
.rotate-hover:hover {
transform: rotate(10deg);
}
まとめ
CSS で要素を回転させる方法を紹介しました。
画像を回転させたい時は CSS で画像を回転させる方法を紹介 をご覧ください。