CSS で文字をぼかす方法
最終更新日 - 公開日 2021.07.30
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CSS で文字にぼかし効果を加える方法を紹介します。
表示の演出で、文字がボケた状態からスタートさせたい時に便利な方法です。
CSS で文字にぼかし効果を追加する方法
CSSで文字にぼかし効果を追加するには color と text-shadow を使用します。
例えば、文字に透明度50%ほどで20pxほどのぼかしを加える場合、次のコードをCSSに追加します。
実際の見た目はこちら。
CSS はこちら。
.blur {
color: transparent;
text-shadow: 0 0 20px rgba(0,0,0,0.5);
}
まずは color
に transparent
を指定して文字を透明にします。
次に、text-shadow
でボケの値を調整することで影にぼかし(ブラー)のような表現を加えます。
すると、テキストカラーが透明になっていることで、文字の輪郭でぼかしを加えた表現を作ることができます。
CSS でボケて消えるアニメーションの実装方法
紹介したぼかし効果をアニメーションさせることができます。
例えば、文字がボケながら消える。またはその逆のアニメーションを実装するには、次のコードをCSSに追加します。
実際の見た目はこちら。
CSS はこちら。
.blur-anime {
color: transparent;
animation: blur-anime 10s linear infinite;
}
@keyframes blur-anime {
0% {text-shadow: 0 0 20px rgba(0,0,0,0);}
33% {text-shadow: 0 0 0 rgba(0,0,0,1);}
66% {text-shadow: 0 0 0 rgba(0,0,0,1);}
100% {text-shadow: 0 0 20px rgba(0,0,0,0);}
}
サンプルコードでは、消えた状態から表示、そしてまた消えるを繰り返すようになっているので、利用する際はコードの調整を行ってください。
実際に利用する時は、animation
ではなく、hover
の適用後、適用前などで text-shadow
を指定すると使いやすいでしょう。
ぼかしが終わるタイミングに text-shadow
のボケの値を 0 に指定。合わせて透明度を100%にすることで、color
の値が透明でも、text-shadow
の指定で文字色をつけることができます。
CSS で文字にぼかし効果を追加する方法のまとめ
主なポイントは「テキストカラーを透明」と「テキストシャドウでぼかしを表現」になります。古いブラウザーではボカシの表現に差が出る場合がありますのでご注意ください。
CSS で文字にぼかし効果を加える方法を紹介しました。